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評価:
東 浩紀
コメント:本書内容の
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本書内容の"理解"(特にルソーの思想基盤)が足りていない事を自覚しつつも、"納得"出来ない部分が少なくないのが、読み終わっての第一所感。
ネットによる声を国家運営・政治へ活用していく事は、結果、やはりポピュリズム(大衆迎合主義)に偏るのではないか?
と言う発想自体も、自身の旧態的な考え方から来ているのかも知れない。
「一般意志」を意識しながら、時間を経る事でそこは変わるのだろうか。
そうなった時に再読してみたい。
<メモ>
◆一般意志
データベースで行動履歴を収集し、無意識を可視化させる。
(ライフログ?)
無意識の行動を元にした、一般意志は、あるべき姿として
公共の利益に向かうはず。
※ここに恣意が働かなければ・・
◆一般意志の「集合知」活用による、予測・議論活性・指針決定の
発展と向上の可能性。
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